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2022年3月21日月曜日

大学院博士課程の受験について

 以前、院生から聴いた話なのですが、専門職学位だと博士後期課程へは出願できないのでは?と考えている人も結構いるようです。


大学院博士課程の募集要項を見て欲しいのですが、、、

https://gs.kadai-houbun.jp/engine/wp-content/uploads/2021/11/bosyu-2022-d-2.pdf


この11ページ目の出願資格の最初に書いてあるように、当然、専門職学位であっても問題なく出願できます。



なお、受験して合格するかは別問題で、修士の学位であっても専門職学位であっても平等に審査します。


また、「心理学分野」の研究で博士の学位を取得したい場合、どこのコースに出願すれば良いかですが、、、



募集要項の28ページにあるように、「地域政策コース」を志望して下さい。
この図で言えば、下から3名が心理学分野の教員です。

教員は、実験、社会、臨床(発達)系の教員がおりますので、受け入れ可能かどうか、またどのような指導をするのかについては、問い合わせをして下さい。

私自身の考えとしては、博士後期課程はもう大人ですので、細かい指導をするというよりは、調査や実験のデザインを微修正したり、投稿論文が査読に耐えうるよう補強するのが後期課程における指導の中心となるべきと考えています。

ですので、自律して研究を進めるのであれば多少の専門の違いがあっても受け入れ可能です。
もちろん、教員と共同で老年心理系の研究をしたい、という方も歓迎しますので、いずれにしても受験を検討している方は、まず相談して頂ければと思います。






2022年3月15日火曜日

共通教育(地域防災学実践と防災フィールドワーク)

 2022年度は、共通教育の授業のうち、「地域防災学実践」と「防災フィールドワーク」の共同担当教員になる予定です。

これらの授業は一見すると理系科目のようですが、法文や教育からも毎年履修する学生がおりますし、内容も特に理系の知識が必要な授業ではありません。

鹿児島という地域を存分に感じることができる授業ですので、せっかく鹿児島にいるんだから・来たんだから、鹿児島ならではの大学の授業を体験したい、と考えている学生にお勧めです。

これから他の先生および市役所と詳細を詰めていきますが、この授業の履修者は、普通では体験できない桜島での防災訓練にも特別枠として、スタッフ側で参加できる可能性もあります。

法文の学生にも声をかけて誘いたいのですが、1,2年生を対象とした多人数の授業がないため、ブログでのお知らせとなりました。検討してみようかな、と少しでも思った人は、今後、共通教育のお知らせや掲示板などをチェックして頂ければと思います。



この写真は2021年度の桜島での防災訓練の写真です。この授業を履修した学生が、避難所の入り口で体温測定や受付をしているのがわかると思います。このように、訓練といっても担架を運んだり車を運転するというようなことはしませんのでご安心下さい。



2022年3月7日月曜日

新入生向け情報2022

 これ、2年前に受験生向けに書いたブログ記事なのですが、現在でも通用するところがありますので、新入生向けに貼っておきます。


https://abelabo.blogspot.com/2020/02/blog-post.html


・追加(1) 遠隔授業のために

次の新入生向けとしては、2022年度もコロナの影響でオンライン授業が実施されますので、自宅・下宿用にWi-Fiの契約をしておいた方が良いと思います。どのWi-Fi会社が良いかは地域によって異なりますが、多くのオンライン授業はオンデマンド授業(ダウンロードして好きな時に視聴する)ですので、最速の回線を契約しなくても良いと思います。

中にはスマホで視聴しようと思っている人がいるかもしれませんが、パワーポイントやエクセル画面をZOOMで共有して説明する授業も多く、スマホの画面だとはっきり見えないため、パソコンから視聴できる環境をつくっておいた方が良いと思います。


・追加(2)授業の履修について

授業については、1年生は法文学部だけでなく、共通教育の授業も履修することになります。最初の半年は初年次教育といって、大学で学ぶための基礎力トレーニング(筋トレみたいなもの)の授業が多く、選択できる授業が少ないのですが、いきなりマラソンを走ったら倒れるのと同じく、専門の学びを深めるためには基礎力が必要ですので、まずは目の前の授業に集中して頑張って欲しいと思います。

語学については、どれを選択するかは完全に好みで良いと思うのですが、少しでも情報が欲しい人は、同じコースや同じ学科の先輩に聞いてみるのが一番確実です。履修確定まで少し時間がありますので、その間にサークルに入ったり、同級生にLINEで相談したりして情報を集めて下さい。ただし、人によって考えや感じ方は違うので、最終的には自己責任で判断して下さい(とにかく楽な授業が良い!と言う人もいますし、しっかり勉強したい!と言う人もいると思います)。