1. Mplus(デモバージョン有)
http://www.statmodel.com/demo.shtml
フリーバージョンでは8個までの変数が使える。
良く出来たマニュアルがダウンロードできる。
SEMのテクニカルな問題はこのマニュアルを読めばほとんど解決できる。
でもソフトもマニュアルも英語しかない。誰かなんとかして下さい。
2. SmartPLS(デモバージョン有)
https://www.smartpls.com/#downloads
最近出てきたSEMパッケージ。
なんと日本語のデモバージョンがある。
ただし、マニュアルが日本語はもちろん英語もないので、使い方がイマイチわからない。
基本的なところは感覚でわかるけど、マニュアルがないので突っ込んだ分析をする気にならない。たぶんいくつか作者の論文を読めばわかるんだろうけど。
3. AMOS(デモバージョン有)
https://www.ibm.com/us-en/marketplace/structural-equation-modeling-sem
フリートライアルバージョンがあるけど、1ヶ月で切れて起動しなくなる(以前の記憶だけど)。
ユーザーが多いのでマニュアル本がたくさん出版されている。
でも半期使えないので授業向けではない。
4. LISREL(デモバージョン有)
http://www.ssicentral.com/lisrel/student.html
昔は共分散構造分析といえばLISRELだったんだが、めっきりユーザー数が減っている。
でも、変数が20個まで使える学生バージョンがダウンロードできるので、卒論だったらこれでもいけるような気がする。
ただ、マニュアルや操作方法の説明本があまりないので、自力で頑張ることが必要。
5. STATA(おまけ、デモバージョン無)
http://www.stata.com/
個人的には我々研究者もそろそろAMOSよりSTATAに移行した方が良いんじゃないかと感じている。
理由はMacやLinuxで公式に使用できることと、ディストリビューターが統計志向の強い人向けのサポートを充実させているので見通しが明るい印象を持ってる。
マニュアルも日本語に翻訳されているものがあるので、ユーザーを増やそうというやる気があるようにもみえる。
Mplusみたいにフリーで10変数ぐらいまで使用できるデモバージョンを出してくれませんかね。。。そうすれば、授業で使用する先生が増えてユーザー数も増える気がするんですが。。。
(2022.9.20追加)
STATAにも評価版が出ています。ただし、学生は学生版を使ってください、とのこと。
https://www.lightstone.co.jp/stata/evaluate.html
永続ライセンスで一番安いバージョンだと27500円。研究費が取れる状況の学生なら買うかもしれないけど、学部生は厳しいかもしれません。
まとめ
フリーバージョンで勉強しようと思うならMplusが第一選択となると思う。
フリーバージョンだとLISRELの方が変数が沢山使えるので良さそうだが、Mplusの機能やマニュアルが充実しているので、そっちの方が今後を考えると良いと思う。
ただ、プログラム打つだけだと面白くないんだよね。。。せっかくモデル図使って視覚的に分析しているのに。だから、学校でAMOSを触ったりして、モデル図を使った分析に慣れてみることも併行してするのがオススメです。
まとめ
フリーバージョンで勉強しようと思うならMplusが第一選択となると思う。
フリーバージョンだとLISRELの方が変数が沢山使えるので良さそうだが、Mplusの機能やマニュアルが充実しているので、そっちの方が今後を考えると良いと思う。
ただ、プログラム打つだけだと面白くないんだよね。。。せっかくモデル図使って視覚的に分析しているのに。だから、学校でAMOSを触ったりして、モデル図を使った分析に慣れてみることも併行してするのがオススメです。
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